クライナーとの日々

我が家の野生的なお嬢様、クライナー・ミュンスターレンダーのリサとの日々を綴ります
 大変な災害となってしまいました。
皆様の地域ではいかがでしょうか。

リサ家では、リサも含め、全員無事です。

昨日、午前中から良い天候でした。
昼過ぎにリサと散歩に出て、気持ちよく過ごしていたのですが、
午後2時頃、急に日が陰り、突然暗い雲が出てきました。
と同時にさぁっと冷たい空気が吹き始めました。
何やら気持ちが悪い感じだったので、
「気持ち悪いね。。早く、帰ろう」とリサに声をかけて帰宅しました。
帰宅してしばらくしたら、急にリサが激しく吠えだしました。
その10秒後くらいだったでしょうか。

とにかく、リサにあわててリードを付けて、
家の外へ逃げ出しました。
同じ住宅街の人達も家を飛び出して来ました。
電信柱も、樹木も、家も、駐車してある車も、不気味にきしみながら
激しく揺れました。

家の中では、様々なものが落ち、倒れ、
水槽の水が溢れて水浸し。
余震も大きなものが頻繁にあり、
昨夜は良く眠れませんでした。

リサは地震が来る前に吠えるのです。
人間には聞こえにくい地鳴りとかが、聞こえるのでしょうね。
でも、避けようがありません。

時間の経過とともに、被害状況の深刻さが明らかになっています。
今朝、ドイツのクライナー・ミュンスターレンダー協会の方からも
お見舞いのメールを頂きました。
世界中で報道されているようです。

被災された地域の皆様に心からお見舞い申し上げます。
一刻も早く、一人でも多く、救助されますように。。。

Wir und unser Hund,Lisa,sind heil!


2011/03/12 (土) 15:04 | -
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  ドイツで同行してくださった、京子・アルシャーさんが
「dog actually」で記事を書いていらっしゃいます。

「西ドイツ生まれの猟犬 クライナー・ミュンスターレンダー 1」
「西ドイツ生まれの猟犬 クライナー・ミュンスターレンダー 2」
「猟犬って何だ?」

是非、ご覧になってください。


このブログの1月18日の「クライナーを訪ねて 
からお読みになっていただければ、
クライナー・ミュンスターレンダーについて、
よりご理解いただけるとおもいます。


********************



なんだ、かんだ、バタバタしておりまして
更新が遅れてしまいました。

リサはこんな事して、元気です。




お約束、おもちゃの中身検査。

6歳にもなって…(汗)
ヤングみたいに夢中になってたので、
おかしくて、もう放っておきました。
この手の柔らかいオモチャは、儚い運命を辿る事になっております。。
ナンマイダ。。。


さて、クライナーミュンスターレンダーの繁殖能力試験は
2部構成になっています。
「ショー」と「実地」
会長さんの説明では、

「繁殖試験にこの二つは欠かせません。
 どちらか一つではダメなのです。
 狩猟に耐えられる健常な身体と
 狩猟の能力。
 この二つが揃って、クライナーのスタンダードなのです。」

まず、一日目は「ショー」です。
オス、メス別々のリンクでそれぞれ審査されます。




日本でいう「ショー」とは大分雰囲気が違いますよね。
着飾ったハンドラーが犬をきらびやかに披露する
ショーとは全くちがいます。
広場にロープ張ってリンクが作られています。

まずは、歯や体高、骨格などの審査。

審査員が4人で取り囲んで、結構時間をかけて審査します。


皆、おとなしく審査をうけています。
おりこうさん。

その後、リンクを歩いたり、小走りしたり。








いや、ホントに「歩いたり、小走りしたり」というモノなんです。
日本のショーみたいに、綺麗にスタンチさせたり、なんてことは全くありません。
ハンドラーも犬も、自然に歩いたり、走ったり、立ち止まったり。
途中、クライナーのお得意、地面に鼻を付けて臭い嗅ぎする子も沢山いました。
日本のショーで、匂い嗅ぎなんて、論外でしょうが、
ここでは全然そんな事お構いなし。

なぜなら。
これは、アピールの場ではなく、繁殖試験だから。
重視されるのは、狩猟犬としての身体です。

藪の中で、棘などから身体を守る為の皮毛。
一日中、野山を走り、冷たい水の中でも作業できる身体。
全てが、狩猟犬として審査されます。
ですから、愛らしい飾り毛も、短くても長すぎてもダメ、という事になるのです。
クライナー・ミュンスターレンダーとしてのスタンダードを守る為に、
「ショー」も大事な要素なのです。

オスとメスでは、やはりオスの方が大きく、骨格もがっしりしていました。
メスは一回り小さく、エレガントな感じ。

今回のオスの優勝はこの子。



メスはこちら。



う〜ん。うっとりしますね!!

二日目はいよいよ実地での試験です。


つづく。。。


2011/03/07 (月) 13:31 | -
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 ドイツで同行してくださった、京子・アルシャーさんが
「dog actually」で記事を書いていらっしゃいます。

「西ドイツ生まれの猟犬 クライナー・ミュンスターレンダー 1」
「西ドイツ生まれの猟犬 クライナー・ミュンスターレンダー 2」
「猟犬って何だ?」

是非、ご覧になってください。


このブログの1月18日の「クライナーを訪ねて 
からお読みになっていただければ、
クライナー・ミュンスターレンダーについて、
よりご理解いただけるとおもいます。


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日曜日に、富士山のふもとへ行って来ました。
朝、道の駅で休憩していると、
続々と集まる観光バス。
こんな朝早く…??

おぉ。





ダイヤモンド富士!!


すばらしぃ〜

やはり、なんだかんだ言っても「富士は日本一の山」ですね!

素晴らしいものを見られて、清々しい気持ちになれました。
うん。良かった、良かった。



さて。
今まで、長々とリサと飼い主の遍歴を書いてきました。
なかなかドイツの話にたどり着けなくて、
皆さん、いらいらなさっていた事と思います。
スミマセン。
でも、試行錯誤の日々を知っていただきたいと思ったのです。

ご承知の通り、クライナー・ミュンスターレンダーは
ドイツが原産国です。
ドイツでは、各犬種ごとに協会があります。
クライナー・ミュンスターレンダーもしかり。
クライナー・ミュンスターレンダー協会は100年近い歴史を
持つクラブです。
原産国の誇りを持って、クライナーのスタンダードを守り、
猟犬としたの能力を保つべく、活動してしています。
ドイツで、FCIの血統書が発行できるのはこのクラブだけです。
厳正なる審査が行われ、繁殖に適している、と判断された犬のみ、
繁殖を許されるのです。
ココが、日本とは全く違いますね。
親犬に血統書があれば、簡単に血統書が出るワケではないのです。
この重要な意味を持つ「繁殖能力試験」を見に行って来ました。
クライナー・ミュンスターレンダーの「本来の姿」を知るには
この試験が一番適していると思ったのです。

繁殖能力試験は年に一度、秋に行われます。
もちろん、この試験、どの犬でも受けられる訳ではありません。
その前に様々な試験に合格した犬だけがこの試験を受ける資格を得られます。
したがって、この試験を受けに来ている犬は、既に「選ばれた優秀な犬」なのです。

試験は北ドイツ、ラウエンブルク湖沼自然公園の中にある、メルンで行われました。
ドイツ各地から、クライナーが集まって来ます。



沢山の犬が集まっているのに、吠えたりすることなく
皆、静かに待っています。
とても良くしつけられていることに感心しました。

突然の訪問にもかかわらず、会長さんは私達の来訪の目的を聞くと、
自ら熱心に説明して下さいました。

まず、最初に言われた事は

「クライナー・ミュンスターレンダーは猟犬です。
 クライナーは、猟をしないと頭が壊れてしまいます。」

という事でした。

クライナーは「猟がしたい」という気持ちが
後から後からわきあがってくる犬です。
それは、抑えようもないものです。
ダミーはあくまで練習でしかありません。
猟で実際の獲物を追い、咥える事で初めて満足できるのです。
猟ができなければ、クライナーは頭が壊れてしまうでしょう。

会長さんのその言葉が、私の中に、すとん、と落ちました。
 
そうだ。
クライナー・ミュンスターレンダーは猟犬なんだ。



つづく。。。






2011/02/22 (火) 21:46 | -
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